競争戦略の立案から相続税申告のWeb集客、士業連携までを完全解説
相続分野に挑む税理士事務所から、こうした相談が年々増えています。
結論から言えば、税理士の相続集客は、司法書士・行政書士とは戦い方が根本的に異なります。そして、その違いを理解せず中途半端に集客施策へ突入すると、広告費だけが一気に溶けて撤退する、という結末を迎えがちです。
本記事では、単なる集客手法の羅列ではなく、「競争戦略の立案 → 立地に応じた戦い方の設計 → 成長ステージに沿った集客の積み上げ」という順番で、相続分野で成果を出し続けるための全体像を解説します。
■ 目次
第3章 成長ステージで設計する集客 ── まず相続税申告から
第4章 フェーズ1:相続税申告のWeb集客(LP×広告運用)
第5章 フェーズ2:士業連携で「相続に注力する税理士」になる
多くの集客ノウハウ記事は、いきなり「SEOをやろう」「リスティング広告を出そう」と戦術の話から始まります。
しかし税理士の相続集客においては、戦術の前にやるべきことがあります。それが競争戦略の立案と競合調査です。
なぜなら、税理士の相続分野は他士業と比べて競争環境が圧倒的に厳しく、戦略なき出稿は高い確率で失敗するからです。

税理士の相続集客が他士業と根本的に違う3つの理由
理由1:主戦場が「高単価・低件数」の相続税申告である
司法書士の相続登記や行政書士の遺産整理と比べ、税理士のメイン商材である相続税申告は売上単価が圧倒的に高い一方、案件の絶対数は限られます。相続税の課税対象となるのは、亡くなった方のうち一部に過ぎません。
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この「単価は高いが件数は少ない」という構造が、集客戦略を司法書士・行政書士とは別物にします。件数を広く取りにいく面の戦い方ではなく、限られた対象を確実に取りにいく点の戦い方が求められるのです。
理由2:大手法人のマーケティング力が他士業より圧倒的に強い
相続税申告マーケットには、全国規模で展開する大手・準大手の税理士法人がひしめいています。これらの事務所は、単に集客や広告を頑張っているだけではありません。商品ラインナップそのものを戦略的に設計しています。
- 年間申告件数が数千件規模に達する事務所が複数存在し、圧倒的な実績を訴求している
- 税理士・公認会計士に加え、司法書士・行政書士・弁護士・宅地建物取引士までグループ内に擁し、相続をワンストップで完結させる体制を持つ大手もある
- 基礎控除を少し超える層に向けた低価格・Web完結型の申告プランを用意し、価格帯の裾野まで押さえている大手もある
- 富裕層・資産家向けの相続コンサルティングや事業承継まで、商品の幅を上下に広げている
司法書士・行政書士の世界にも大手はありますが、相続税申告マーケットにおける大手の資本力・人員・ブランド・商品設計の総合力は、他士業の比ではありません。ここに無策で正面から突っ込むのは、最も避けるべき選択です。
理由3:だから「戦略なき集客」は広告費が溶けて終わる
相続税申告に関連するキーワードのリスティング広告は、大手が単価を吊り上げているため、1クリックあたりのコストが高騰しています。ここに戦略なく出稿すると、何が起きるか。
- 大手と同じ網羅型キーワードで戦い、クリック単価の高騰に巻き込まれる
- 商圏を絞らずに配信し、受任につながらない遠方クリックに予算を浪費する
- 相続税申告以外のキーワード(相続登記・相続放棄など業務範囲外)に予算を吸われる
- 差別化のないLPで大手と比較され、問い合わせに至らない
結果として、数十万円の広告費があっという間に溶け、「相続のWeb集客は儲からない」という誤った結論に至って撤退してしまう。これが、戦略を立てずに集客フェーズへ飛び込んだ事務所の典型的な失敗です。
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第2章 立地で変わる競争戦略(ランチェスター×中心地理論)
相続集客の戦略は、事務所がどの商圏にあるかによって根本的に変わります。これは単なる集客手法の話ではなく、経営戦略の問題です。理論的には、ランチェスター戦略(弱者と強者の戦い方の違い)と、中心地理論(商圏の階層によってマーケット構造が変わる)の2つで説明できます。

大都市・激戦区の戦略:ランチェスター弱者の「狭属性一点突破」
大都市は、相続税申告の対象となる富裕層の絶対数が多い魅力的なマーケットです。しかし同時に、大手・準大手が圧倒的な物量で展開する激戦区でもあります。この戦場で中小事務所が「相続なら何でも対応します」という網羅型で戦っても、大手の物量に押し潰されるだけで、まず勝てません。
ここで取るべきは、ランチェスター戦略でいう弱者の戦略です。すなわち、戦場を狭く限定し、特定のセグメントで一点突破し、その狭い領域でのNo.1になることです。
狭属性一点突破の具体例
- 不動産が多い相続に特化:土地評価・小規模宅地等の特例・不動産の分割に強い事務所として打ち出す
- 自社株・事業承継に特化:非上場株式の評価と事業承継対策を専門とし、経営者の相続に絞る
- 国際相続に特化:海外資産・非居住者がからむ相続という難件領域で専門性を訴求する
- 書面添付・税務調査対策に特化:申告の品質と税務調査リスクの低減を前面に出す
- 特定エリア×特定属性:「○○区の地主の相続」のように地域と属性を掛け合わせて狭く深く取る
狭く絞ることに不安を感じるかもしれませんが、大都市はマーケットの母数が大きいため、狭いセグメントでも十分な案件数が見込めます。むしろ「誰の、どんな相続に強いのか」が明確な事務所のほうが、その領域の顧客から確実に選ばれます。
地方・小商圏の戦略:地域シェアで「面を取る」
一方、地方や郊外の小商圏では、構造がまったく異なります。中心地理論の観点でいえば、商圏人口そのものが少なく、そこに相続税の課税割合(約1割)を掛けると、相続税申告の対象者は一気に細ります。相続税申告というマーケットだけでは、事業として成立する最小ロットに届かないケースが出てきます。
その代わり、地方では大手の展開が手薄です。つまり強者がいない分、弱者の一点突破ではなく、地域のシェアを面で取る戦い方ができます。
- 相続税申告だけでなく、相続手続き全般(遺産整理・名義変更・遺言など)まで間口を広げてマーケットサイズを確保する
- 地域の葬儀社・金融機関・不動産会社と連携し、その地域で発生する相続案件を面で押さえる
- 「この地域で相続のことならあの事務所」という地域一番の認知を取りにいく
地方の小商圏では、相続税申告だけを切り出して集客しようとすると母数が足りません。相続手続き全般を扱う体制を作り、地域の相続案件を幅広く受け止める。そのなかで基礎控除を超える申告案件も拾っていく、という設計が現実的です。
【自己診断】あなたの事務所はどちらのパターンか
まずは自事務所がどちらの戦場にいるのかを見極めてください。
大都市・激戦区 | 地方・小商圏 | |
マーケット母数 | 相続税申告対象者が多い | 申告対象者が少ない |
競合の強さ | 大手がひしめく激戦 | 大手は手薄 |
取るべき戦略 | 狭属性で一点突破(点) | 地域シェアを面で取る(面) |
商材の構え方 | 相続税申告+特定セグメント特化 | 相続手続き全般+申告を拾う |
ただし、この立地軸はあくまで戦略設計の出発点です。実際にどの順番で集客を積み上げていくかは、次章の「成長ステージ」の軸と組み合わせて考える必要があります。
第3章 成長ステージで設計する集客 ── まず相続税申告から
立地で戦略の方向性が決まったら、次は時間軸、つまり成長ステージに沿った設計です。ここで重要な原則があります。
立地がどうであれ、これから相続を本格的に伸ばす大多数の事務所は、まず相続税申告をピンポイントで取りにいき、大きな売上と実績を作ることから始めるべきです。
なぜ「まず相続税申告から」なのか
理由はシンプルで、相続税申告が最も単価が高く、利益が残りやすい商材だからです。相続手続きや遺産整理業務は、相続税申告と比べると利益が残りにくい。事務所の成長エンジンとして売上と実績の土台を作るには、まず一番単価の高い相続税申告で実績を積むのが最短ルートです。
そしてこの「実績」が、後のフェーズ2(士業連携)で決定的に効いてきます。これは後述します。
ただし、2つの例外がある
「まず相続税申告から」は大多数の事務所に当てはまる原則ですが、最初から相続手続き全般で入ってよい例外が2つあります。
- 例外1:よほどの地方・小商圏である場合。相続税申告のマーケットサイズだけでは事業が成立しないレベルの商圏なら、最初から相続手続き全般で間口を広げて入る。
- 例外2:元から相続手続き分野に強み・特徴がある場合。既存顧問先からの相続手続きの蓄積がある、行政書士登録済みで遺産整理の実務体制がある、地域で相続の相談窓口として既に認知されている、など。
この2つの例外に当てはまらない事務所は、立地が大都市でも地方でも、まずは相続税申告ピンポイントで実績を作るフェーズから入る、と考えてください。
3つの成長フェーズ
大多数の事務所がたどるべき成長の道筋は、次の3フェーズです。
フェーズ | やること | 獲得手段 |
フェーズ1 | 相続税申告を自力で受任し、実績と件数を積む | Webマーケティング(相続税特化のLP×リスティング広告) |
フェーズ2 | 実績を手土産に士業連携を開拓し、紹介ルートを作る | 司法書士・行政書士・弁護士との連携、共催相談会 |
フェーズ3 | 相続手続き全般へ広げ、地域の相続案件を面で取る | 葬儀社・金融機関・不動産会社との連携 |
重要なのは、この順番です。いきなりフェーズ2(紹介をもらう)から始めようとして失敗する事務所が非常に多い。次の第4章・第5章で、なぜフェーズ1のWebマーケティングが先でなければならないのかも含めて、具体的に解説します。
第4章 フェーズ1:相続税申告のWeb集客(LP×広告運用)
最初のフェーズは、Webマーケティングで相続税申告を自力受任することです。ここで作る実績と件数が、その後のすべての展開の土台になります。
入口は「相続専門サイト」ではなく「相続税申告特化のLP」
ここが、司法書士の集客戦略との明確な違いです。司法書士の場合は、相続全般を網羅した相続専門サイトを作り、SEOで時間をかけて面を取っていく重厚な入口が有効です。しかし税理士の相続税申告は、件数で勝負する商材ではありません。
したがって、SEOでサイトを育てる時間を待つより、相続税申告に特化した狭属性のランディングページ(LP)1枚で勝負するほうが、はるかに早く成果が出ます。
- まずは相続税申告特化のLPを作り、リスティング広告と組み合わせて最速で売上を立てる
- SEOでドメインを育てたり、通常のWebサイトに拡張したりするのは「売上ができてから」の後工程
- 立ち上がりのスピードを最優先するなら、入口はLP1枚で十分
【戦略の違い】司法書士版 vs 税理士版 司法書士の相続集客:面・SEO重視。相続専門サイトを作り込み、幅広いキーワードで面を取る。 税理士の相続集客:点・LP×広告重視。相続税申告特化のLP1枚と広告運用の精度で、限られた対象を確実に取る。 商材の性質(高単価・低件数)の違いが、そのまま入口の設計の違いになります。 |
勝負を分けるのは「LPの出来」より「広告の出し方」
LPは当然作り込みますが、成否を分ける本丸は広告運用の精度です。ここを外すと、第1章で述べた「広告費が溶ける」失敗に直結します。具体的には4つのポイントがあります。
ポイント1:コンバージョン率の高いキーワードに集中する
「相続税 申告」「相続税 税理士」「相続税 相談」のように、申告ニーズが明確で問い合わせにつながりやすい顕在キーワードに絞って出稿します。網羅型で幅広いキーワードに薄く張るのではなく、CVRの高いキーワードに予算を集中させます。
ポイント2:エリアを絞る(広げすぎない)
大手は全国対応ですが、中小事務所が同じように広域配信すると、受任につながらない遠方クリックに予算を奪われます。事務所が実際に対応できる商圏に配信エリアを絞り込むことで、1クリックあたりの費用対効果を守ります。広げすぎないことが、むしろ強さになります。
ポイント3:除外設定を高精度に行う
相続税申告は単価が高いキーワードに少数精鋭で張る戦い方なので、1クリックの無駄が即コスト悪化に直結します。相続税申告以外のキーワードに予算を吸われないよう、除外キーワードを高精度で管理することが極めて重要です。
【除外すべきキーワードの例】 ・業務範囲外:相続登記、相続放棄、遺産分割協議書(司法書士・弁護士の領域) ・情報収集系:相続税 とは、相続税 計算 自分で、相続税 いくらから ・採用・競合系:相続税 税理士 年収、税理士 求人、(競合事務所名) ・無関係な税目:贈与税 だけの相談、確定申告(相続と関係ない文脈) → 検索語句レポートを月1〜2回確認し、無駄クリックを生むクエリを継続的に除外リストへ追加する |
ポイント4:大都市以外はエリア特化×負けない料金体系
大都市ど真ん中でない場合は、全国展開の大手税理士法人とは違う土俵で戦います。地域に特化した訴求(地元密着・対面対応・その地域の不動産事情に詳しい等)を打ち出しつつ、報酬についても大手としっかり比較したうえで、比較負けしない料金体系を設計しておく必要があります。LP上で大手と並べて比較されたときに、価格で大きく見劣りしないことが重要です。
売上ができたら、サイト・SEOへ拡張する
LP×広告で相続税申告の受任が回り始め、売上の土台ができたら、次の投資としてWebサイトの拡充とSEOに進みます。相続税申告のLPをフックにしながら、徐々に相続全般をカバーする通常のWebサイトへと育て、中長期的にはSEO・AEO(AI検索対応)でも検索流入を取れる資産を築いていきます。順番としては、まずLPで売上、それからサイト・SEO、です。
第5章 フェーズ2:士業連携で「相続に注力する税理士」になる
Webマーケティングで相続税申告の実績ができたら、次のフェーズは士業連携による紹介ルートの開拓です。相続に注力する税理士にとって、司法書士・行政書士・弁護士といった他士業からの紹介は、安定した案件供給源になります。

なぜ「Webマーケが先で、連携が後」なのか
ここで多くの事務所が順番を間違えます。「まず他士業に営業して紹介をもらおう」と考えるのです。しかし、実績がない状態で連携を求めにいくのは、ほぼ成立しません。理由は、連携には2つの前提条件があるからです。
連携成立の条件1:Giveできる実弾を持っているか
連携は双方向です。司法書士から相続税申告案件を紹介してもらいたいなら、こちらからも相続登記などを回せる関係であることが望まれます。つまり、自分の事務所にも相続手続き全般の案件フローがある(=Giveできる実弾を持っている)ことが、連携成立の条件になります。案件がゼロの状態で「紹介してください」とだけ言いにいくのは、Giveのない状態でTakeを求める営業であり、相手にメリットがありません。
連携成立の条件2:任せられる安心感(実績)があるか
紹介する側の司法書士・行政書士にとって、相続税申告の処理実績がない事務所に自分の顧客を預けるのは怖いものです。紹介元は自分の信用を貸しているので、実績の裏付けがない相手には紹介できません。相続税申告が得意でない、注力していない税理士事務所も少なくない中で、「この事務所は相続税申告の実績がある」という事実が、紹介を呼び込む信用になります。
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例外は、広告コストを一切かけられない事務所だけです。その場合は時間をかけて泥臭く連携を耕すしかありませんが、それはセオリーではなく制約条件下の次善策です。コストをかけられるなら、セオリーとしてはWebマーケティングから手掛けるべきです。
連携の主力施策:司法書士との「共催相談会」
実績ができた後の連携施策として、最も実装しやすく効果が出やすいのが、司法書士事務所との共催相談会です。事務所・地域の会場・公民館などを借り、新聞折込で集客しながら相続相談会を開催するパターンです。
共催にする3つのメリット
- コストを折半できる:会場費・新聞折込費を司法書士と分担できるため、単独開催より少ない負担で実施できる。
- 失敗リスクを軽減できる:集客が振るわなかった場合でも、損失を分け合えるためリスクが半分で済む。
- 見込み客層が広がる:司法書士単独の相続手続きセミナーでは「手続きで困っている顕在層」しか拾えないが、税理士が入ることで「手続きでは困っていないが、税のことを今のうちに聞いておきたい」という別ニーズの層まで間口が広がる。結果として母数が増え、相続手続き・生前対策両方の見込み客と受注が増える。
共催相談会では「税理士が企画力を持つ」ことが鍵
ここで重要なのは、共催の主導権です。税理士が相談会の企画・集客の旗を振り、司法書士を巻き込む立場になることで、連携の中心に立てます。逆に言えば、税理士の側に企画力・集客実務のノウハウがあるからこそ、司法書士から見て「ぜひ組みたい相手」になれるのです。
単に「紹介をもらう関係」ではなく「一緒に集客する関係(共同集客)」を作ること。これが、相手の集客にも貢献しながら自分の見込み客も増やせる、Win-Winの連携の形です。
第6章 フェーズ3:相続手続き全般へ広げてフェーズを上げる
Webマーケティングで実績を作り(フェーズ1)、士業連携で紹介ルートを開拓する(フェーズ2)。ここまで来たら、相続税申告というピンポイントの戦いから、相続手続き全般を扱うステージへと事業の幅を広げていきます。これがフェーズ3です。
相続手続き全般を扱う体制が「フェーズを上げる」
相続税申告だけをピンポイントで取りにいく動きには限界があります。一方、相続手続き(遺産整理・名義変更・財産分配など)を広く手掛けながら、その中で基礎控除を超えた方の相続税申告にも対応していく体制が組めると、事業のフェーズが一段上がります。
なぜなら、相続手続き全般を扱えるようになると、近隣の葬儀社・金融機関・不動産会社といった、相続発生後の入口を持つ事業者との連携が可能になるからです。
葬儀社・金融機関・不動産会社との連携
これらの事業者は、相続が発生した直後の家族と最初に接点を持つ存在です。相続税申告だけを扱う事務所には紹介しづらくても、「相続手続き全般を任せられる事務所」であれば、彼らにとって紹介しやすい相手になります。
- 葬儀社:葬儀後の遺族が必要とする相続手続き全般の受け皿として連携する
- 金融機関:預金の名義変更・解約手続きから相続手続き全般の相談につなげる
- 不動産会社:相続不動産の売却ニーズと、相続手続き・申告をセットで連携する
こうして相続税申告ピンポイントではなく「相続手続き全般」という広い間口でマーケティングができるようになると、司法書士や行政書士が行っているような幅広い集客を、同じように展開できるようになります。フェーズ1〜2で築いた実績と連携を土台に、地域の相続案件を面で受け止める体制が完成します。
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第7章 まとめと、Samikaの税理士事務所支援
税理士の相続集客は、他士業より競争が激しいからこそ、戦術の前に戦略が要ります。本記事の要点を整理します。
- 戦術(広告・SEO・セミナー)の前に、競争戦略の立案と競合調査を行う
- 立地で戦い方が変わる ── 大都市は狭属性一点突破(点)、地方は地域シェア(面)
- 大多数の事務所は、まず相続税申告をピンポイントで取り、実績と売上を作る
- フェーズ1はWebマーケ(相続税特化のLP×広告運用の精度)が主役。これが連携の実績作りにもなる
- フェーズ2は実績を手土産に士業連携へ。共催相談会で「組みたい相手」になる
- フェーズ3で相続手続き全般へ広げ、地域の相続案件を面で取る
Samikaができる支援
株式会社Samikaは、相続・生前対策分野に注力する士業事務所の経営コンサルティングとマーケティング支援を行っています。税理士事務所に対しても、本記事で解説した戦略の立案から実行まで、一気通貫で伴走します。
- 競争戦略の立案:商圏分析・競合調査を踏まえた、立地と成長ステージに応じた戦略設計
- Webマーケティング支援:相続税申告特化のホームページ・LP制作、リスティング広告の運用戦略立案と運用代行
- 相談会・セミナー支援:共催相談会やセミナーの企画、および集客実務全般の代行
- BtoB連携の営業支援:司法書士に限らず、葬儀社・不動産会社・介護福祉関連企業などへの営業戦略立案、リスト作成、営業アプローチブックなどのツール支援
これらは、Samikaが司法書士事務所に提供してきた支援とまったく同じ水準で、税理士事務所にも提供しています。
受任後のLTV向上もサポート
さらに、相続税申告を受任した後の顧客との継続接点づくりも支援します。LINEを活用した情報発信ツール「サズカルステップ」を使えば、受任顧客への定期的な情報提供を通じて、二次相続提案や、不動産売却ニーズの拾い上げによるクロスセルなど、顧客生涯価値(LTV)を高める取り組みが可能になります。生前対策・節税に関心のある層へのステップ配信で、追加の売上機会を作っていくこともできます。
相続分野の集客・事務所成長についてお悩みの税理士事務所の先生は、ぜひ株式会社Samikaにお気軽にご相談ください。

